2006年02月15日

雪崩事故の乳頭温泉郷「鶴の湯温泉」、3月末まで営業を自粛

 10日に発生した雪崩事故により秋田県仙北市田沢湖田沢の乳頭温泉郷「鶴の湯温泉」は、3月末まで営業を自粛することを決めた。なお別館山の宿については営業を続けるという。
 乳頭温泉組合のホームページなどによると、同じように雪崩に見舞われた孫六温泉は安全が確保できるまで当面の間休業となる。蟹場温泉、大釜温泉、妙乃湯、休暇村田沢湖高原については通常通り営業、黒湯温泉は例年通り冬季休業中とのことだ。
 
 鶴の湯温泉を襲った今回の雪崩事故は10日午前11時20分ごろに起きた。雪崩は露天風呂近くの急斜面で幅20メートル、高さ80メートルにわたって発生し、11トントラックで1000台分に相当する雪が、露天風呂などを直撃。お湯の配管に詰まった雪を取り除く作業をしていた2人が巻き込まれ、そのうち同市角館町西長野の作業員、鈴木涼太さん(20)が死亡したほか、露天風呂に入っていた客17人が軽傷を負った。
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2006年01月10日

青森95cm、秋田67cm、盛岡41cm。10日午前8時の積雪量

大雪の秋田市に32年ぶり自衛隊災害派遣 

 東北上空に寒気が入り込み、冬型の気圧配置となった8日、青森県内の下北、津軽地方を中心に大雪となった。9日は、冬型の気圧配置がゆるみ、北東北でも天気が回復し、晴れた所が多かった。しかしきょう10日は、低気圧が日本海から津軽海峡へ進むため、北東北の広い範囲で雪となる見込み。11日は、再び冬型の気圧配置となり、雪の降る所が多くなりそうだ。
 秋田県は8日、陸上自衛隊に対して大雪の秋田市への災害派遣を要請。秋田市への大雪災害派遣は1973年12月から1974年1月の「四八豪雪」以来、32年ぶり。陸上自衛隊秋田駐屯地の隊員180人が、9日から11日までの3日間の予定で、同市内の独り暮らし高齢者宅の屋根の雪下ろしなど除雪作業を行った。

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大雪の秋田市に陸上自衛隊が出動し、独り暮らし高齢者宅の屋根雪下ろしなどを行った(9日午前、秋田市土崎)

雪かき中の事故相次ぐ

 秋田県内では除雪作業中の事故が相次いでいる。8日には、屋根の雪下ろしを手伝っていた大仙市長野の男性(55)が転落し死亡したほか、自宅屋根の雪下ろし中の美郷町六郷の男性(70)が、屋根の上で倒れているが発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。また同日、自宅屋根で雪下ろしをしていた秋田市添川の男性(59)が、6メートルの高さから滑り落ち頭蓋骨骨折の重体。9日には、八竜町の豚舎屋根の雪下ろしをしていた男性(51)が6.6メートル下に転落し死亡。秋田市雄和では同日、自宅軒下で雪の下敷きになっている男性が発見された。男性は意識不明の重体。
 青森県内では、平内町土屋淀川の国道4号で9日、自宅前で雪かきをしていた女性(74)が、車にはねられて死亡。平川市小国川辺では8日、自宅敷地に積もった雪の下で死んでいる男性(59)が見つかった。屋根の雪下ろし中に転落し、雪の下敷きになったものとみられている。
 このほか除雪作業中の転倒などによる骨折、手押しタイプの小型除雪機に巻き込まれての指の切断などの事故が起きている。

 10日午前8時現在の積雪量(センチ)=気象庁発表=は、青森市95、むつ市42、五所川原市85、青森市酸ヶ湯341、弘前市78、鯵ヶ沢町81、十和田市30、八戸市19(以上、青森県)秋田市67、能代市77、北秋田市鷹巣113、秋田市阿仁合148、鹿角市75、仙北市角館113、由利本荘市本荘42、五城目町105、横手市102、湯沢市93(以上、秋田県)盛岡市41、二戸市23、葛巻町26、雫石町64、川井村区界67、遠野市19、宮古市0、北上市30、西和賀町湯田156、大船渡市0、一関市10、久慈市9、岩泉町10(以上、岩手県)
 
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2006年01月08日

雪で動けなくなった車を押していた男性、ひかれて死亡

 1月2日午後零時55分ごろ、男鹿市野石字相ノ沢、小原軍司さん(68)宅敷地内で、同市野石字西下八ツ面、加藤悦郎さん(68)のライトバンがバックで誤って小原さんをひいた。小原さんは病院に運ばれたが間もなく死亡。小原さん宅に遊びに来ていた加藤さんの車が積もった雪で動けなくなったことから、小原さんが車の後ろで押していた際に起きた事故である。
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2006年01月05日

秋田県で大雪。秋田新幹線、在来線など交通機関乱れる

五城目で新たに75センチの降雪 

 東北地方の上空にマイナス39℃前後の寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となっている。秋田県内の大雪は峠を越したものの、引き続き5日夜遅くまで断続的に雪が降り続き、大雪となるおそれがある。5日夜遅くにかけて予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、沿岸40センチ、内陸50センチと予想される。
 5日午前7時までの秋田県内の24時間降雪量(単位はセンチ、カッコ内は積雪量)は、五城目75(136)、鷹巣50(125)、北秋田市阿仁合45(158)、能代40(89)、角館29(135)、秋田28(72)。
 秋田県内の交通機関は大雪の影響で大きく乱れている。5日午前11時50分現在、秋田新幹線は盛岡〜秋田駅間で上下線が始発から運転を見合わせているほか、田沢湖線、五能線、男鹿線が上下線で始発から運休。また花輪線が鹿角花輪〜大館駅間、北上線がほっとゆだ〜横手駅間、羽越本線が酒田〜秋田駅間、奥羽本線が新庄〜弘前駅間で、いずれも上下線とも運転を見合わせている。
 高速道路では、5日午前11時35分現在、秋田道の協和IC〜能代南IC間の上下線、日本海東北道の河辺JCT〜岩城ICの上下線で雪のため通行止めとなっている。
 雪崩の影響で4日午前11時頃から通行止めとなっていた国道46号の岩手県雫石町橋場の「道の駅「雫石あねっこ」〜仙北市田沢湖生保内の「仙岩情報ステーション」間は、4日午後7時前に通行止めが解除され、現在は通行可能である。なお、昨日雪崩に巻き込まれた車は2台で、いずれも自力で脱出し、無事が確認された。

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2006年01月04日

国道46号、雪崩で全面通行止。復旧の見通し立たず

 きょう4日午前11時前、岩手県雫石町の国道46号、仙岩トンネル手前約1キロで雪崩が発生し、雪の下に通行中の車数台が埋まっている模様。警察、消防が救助に向かっている。付近は気温マイナス4.7℃、視界10メートル、猛烈な地吹雪となっている。同町内の国道46号では、ほかにも数カ所で雪崩が発生しているという情報もある。国土交通省によると、午後1時現在、雫石町橋場の道の駅「雫石あねっこ」〜仙北市田沢湖生保内の国土交通省「仙岩情報ステーション」間の国道46号が雪崩のため全面通行止となっており、復旧の見通しは立っていない。

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2005年12月29日

盛岡55センチ、秋田51センチ、青森62センチ。大雪の影響で幹線道路の大渋滞続く

 記録的な大雪は峠を越したものの、あまりの大雪に幹線道路でも除雪が間に合わず車の大渋滞やスリップ事故が各地で発生し、歩行者が転倒してけがを負うなどの混乱が29日も続いた。
 盛岡市内では、坂道でスリップし走行不能に陥る車や凍結・圧雪道路での安全運転で、終日ノロノロ運転を余儀なくされた。また脇道や生活道路では幹線道路以上に除雪が進んでおらず、雪のこぶでモーグル状態になった悪路での慎重運転や、一度はまると脱出困難な轍(わだち)を避けながらの運転などドライバー泣かせの道路状況となっている。歩道にも山のように雪が積もっており、歩行者のスリップや雪かき中の転倒事故などが相次いでいる。


29日午後2時現在の積雪量(気象庁発表)は下記の通り

■岩手県
盛岡市55センチ
雫石町74センチ
葛巻町43センチ
川井村区界87センチ
八幡平市岩手松尾33センチ
宮古市0センチ
二戸市28センチ
久慈市4センチ
遠野市30センチ
北上市34センチ
大船渡市2センチ
一関市5センチ

■秋田県
秋田市51センチ
能代市51センチ
北秋田市鷹巣95センチ
北秋田市阿仁合106センチ
鹿角市81センチ
仙北市角館98センチ
由利本荘市本荘31センチ
由利本荘市矢島103センチ
横手市90センチ
湯沢市86センチ

■青森県
青森市62センチ
青森市酸ケ湯279センチ
弘前市63センチ
八戸市4センチ
むつ市41センチ
五所川原市55センチ
十和田市23センチ
深浦町48センチ
鰺ヶ沢町62センチ


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除雪作業の最中から雪がどんどん降り積もった盛岡市内(25日)

 
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2005年12月26日

青森県内、大雪と強風の大荒れの天気

 発達中の低気圧の影響で、青森県内は26日、雪を伴って強い風が吹く大荒れの天気となった。青森地方気象台は、県内全域に暴風雪警報を出し注意を呼びかけており、27日にかけて断続的に強い雪が降り続く見込み。
 26日午前10時現在の積雪量は野辺地73センチ、弘前58センチ、青森51センチ、むつ43センチ、八戸3センチなど。さらに27日明け方までに、津軽、上北、下北の多い所で、平地20−30センチ、山沿い40−50センチの降雪が予想されている。
 吹雪のため、県内の交通機関も大きく乱れた。26日、東北自動車道、八戸自動車の一部区間が通行止めになったほか、一般道路でも国道394号の青森市城ケ倉−黒石市沖揚平間など3区間が全面通行止めとなった。また26日午前、吹雪のため、東日本フェリーの青森−函館間で1便、下北汽船の青森−佐井間で2便がそれぞれ欠航。津軽鉄道は強風に伴う安全確認のため、26日始発から運転の見合わせが相次いだ。

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2005年12月24日

盛岡61センチ、秋田56センチ。12月の積雪量、過去最高を記録

 岩手、秋田県内は強い寒気の影響で大雪となり、24日までの積雪量が盛岡市で61センチ、秋田市で56センチに達し、12月としては過去最多を記録。飛行機や列車など交通ダイヤの乱れや高速道路の通行止めなど、大きな影響が出た。
 盛岡市の積雪量61センチは過去最多の1976(昭和51)年12月27日の58センチを29年ぶりに塗り替えたほか、秋田市の56センチも1917(大正6)年12月29日の記録を1センチ上回り、1890(明治23)年の観測開始以来、史上最高となった。
 このほか、岩手県内各地の積雪量は川井村区界102センチ、雫石86センチ、一関市祭畤82センチ、遠野32センチ、秋田県では北秋田市阿仁合87センチ、同市鷹巣78センチ、鹿角市77センチ、五城目町45センチ。夜になって冷え込みが厳しさを増しており、凍結、圧雪路面でのスリップによる交通事故の多発が心配される。

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大雪に見舞われた盛岡市内(24日午前11時、内丸の県庁前通り)
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