
閉店したダイエー盛岡店。屋上看板から取り外しが進むダイエーのロゴ
盛岡市中心商店街の核店舗として歩んで来たダイエー盛岡店は11月27日閉店し、32年余の歴史に幕を下ろした。経営再建中のダイエーが進める不採算店舗撤退計画に基づくもので、10月31日にはダイエーの子会社が運営するJR弘前駅前のダイエー弘前店、11月20日には山形市のダイエー山形店、同30日には福島県いわき市のダイエーいわき店がそれぞれ閉店し、東北6県のダイエー直営店で営業を継続するのはダイエー仙台店のみとなった。
ダイエー盛岡店は昭和48年にオープンし、同市菜園の地元百貨店「カワトク」と並ぶ中心商店街の核店舗として、地元密着型の店舗運営などから高い集客力を発揮。昭和54年に年間売上高が110億円に達するなどダイエーの優良店舗としてその名を馳せていた。しかし個人消費の低迷や郊外型大型店との競合激化、駐車場不足などから売り上げは徐々に減少し、最近の売り上げはピーク時の3割程度まで落ち込んでいた。
同店の撤退により、県内最大規模のイオン盛岡ショッピングセンターなど郊外型大型店の相次ぐ進出で客足が遠のいている市中心商店街の地盤沈下に拍車がかかるのではないかと、地元商店街関係者は憂慮を深め、危惧している。
今回の盛岡店閉店により北東北におけるダイエー直営店は完全に姿を消したが、ダイエーから商品供給を受けるフランチャイズ店として、国際興業系のシティ商事が経営する盛岡市のダイエーシティ青山が営業を続けている。
また盛岡市では、イオングループの支援を受けて経営再建中のマイカルが経営する盛岡南サティが来年3月に閉店することが決まっており、盛岡の商業を牽引してきた2大型店の閉店により盛岡商圏マップは大きく様変わりしそうだ。
人気blogランキングへ

