2006年03月22日

WBC優勝の陰で米国の傲慢さがみえた

米国のための米国の大会
 
 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝したジャパンチームは、日本の野球レベルの高さを示してくれた。予選リーグで日本を2度破った韓国も強かった。韓国が初王座に輝いてもおかしくなかった。
 それに比べて、ふがいなさばかりが目立ったのが米国だ。大リーグのスター選手を揃えてのドリームチームだったのに、韓国、メキシコには破れ、あの勝ち越し点を取り消したデビットソン審判のアシストでやっと日本には勝利したが、実質的には日本にも負けていた。キューバ、プエルトリコ、ドミニカ共和国など南米の強豪国とは決勝まで対戦しないですむように組み合わせを自国に有利にし、審判も自国の審判で固めるなど、万全のお膳立てで望んだ大会だったのにである。
 アメリカチームの強さを見せつけて、大リーグの観客動員数アップにつなげたかった大リーグ機構の営業的な思惑は大きく外れてしまい、野球の本場としてのプライドもズタズタになったことは想像に難くない。

コート姿で金メダルをわたす主催者代表は誰?

 日本の優勝にわく決勝後の表彰式では、主催者である大リーグ機構関係者が日本選手ひとり一人の首に金メダルをかけていたが、選手に「おめでとう」と言葉をかけるわけでもなく、無言のまま、選手と目を合わせることもなく、ただ事務的にメダル授与を処理していた。
 しかも驚いたことに、その主催者代表はコートをしっかりと着込んでいた。王監督に優勝トロフィーを手渡す際にもコートを着たままで、王監督に「こっちにこい」といわんばかりに手で指図していた。
 表彰式の晴れがましい場でコート姿とは、なんと礼儀の知らない人なのだろうか。その傲慢な態度は、日本人を見下している証しのなのだろうか。優勝した日本選手や王監督に敬意を払っているとはとても思えなかった。
 たとえば高校の卒業式で壇上に立ち生徒に卒業証書を渡す校長先生がコート姿だったら、どう思うだろう。「校長先生は寒くて大変なんだ」と考える生徒、父母は一人もいないはずだ。
 このコート事件で、「アメリカを優勝させたかったのに、なんで日本なんかが」という大リーグ機構の腹の内、傲慢さがよめたような気がする。この大会が、次回も同じように開催させるかどうか未知数だと思う。営業上、利益にならないとすれば、大リーグは手を引いてしまうかもしれない。そうならないことを祈りたいが、大リーグ機構の考えひとつである。

疑惑の審判は米国優勝の請負人か!?

 それにしても、米国戦で日本の決勝点をもぎ取ったデビットソン審判はすごい。米国ーメキシコ戦では、メキシコの選手が放った右翼ポール直撃のホームランを二塁打にしてしまった。
 誤審といわれているが、違うような気がする。なんの根拠もない個人的な想像だが、アメリカに有利になるような判定を下すように大リーグ機構からの密命をうけた米国優勝の請負人だったのではないか。結果的に、超ルール的なスーパーファインプレーで日本とメキシコから1点ずつもぎ取ってしまった。ベンチで試合を見守っていた大リーガーたちも、この審判のジャッジに喜ぶどころか、あ然とし、同じアメリカ人として恥ずかしかったと思う。
 米国が決勝まで勝ち残り、南米の強豪国と対戦する際には、デビットソンが主審を務めるという筋書きがあったのかも知れない。この疑惑の審判は、メジャーでいろいろ問題を起こし現在マイナーリーグの審判らしいが、請負人としてのご褒美はメジャー復帰だろうか。

シドニー五輪で金メダルを審判に奪われた日本ソフトボールチーム

 今回の審判問題で思い出しのが、2000年9月に行われたシドニー五輪のソフトボール決勝だ。
 米国と対戦した日本は、延長戦の末、1ー2でサヨナラ負けし、惜しくも銀メダルとなった。米国の強力打線をねじ伏せる高山の力投に大きな声援を送ったことを、いまでも覚えている。
 7回までは抜群のコントロールを誇っていた高山だが、延長に入った8回、主審のストライクボールの判定から大きく崩れ、連打を浴びて、米国に決勝点を許してしまった。
 主審を務めたのは白人だったが、国籍は覚えていない。この審判、7回までは、外角高めに決まる高山の投球をストライクと判定していたが、ところが延長の8回、突然その同じ球をボールと判定し始めたのだ。意図的なものを感じたのは私だけではなかったと思う。これには、高山も投手をリードするキャッチャーも頭の中がまっしろになったはずた。それまでより内角に甘く入ってきた球を、米国の選手が見逃すはずもなかった。
 かつてヤクルトの野村監督(現・楽天監督)は、巨人に有利なジャッジを下す審判に対して「審判は心得ている」と話していたことがある。つまり試合の流れを決定づける肝心の場面での意図的な判定を皮肉ったものだが、金メダル確実と思われた日本のソフトボールチームも、あの審判の露骨な不正ジャッジで泣かされた。

スポーツに限らず、みんなが定めたルールの前では、人種や国籍を超えて、すべての選手が平等に扱われなければならないはずだが、そうなっていないことが残念だ。それだけに、大リーグ機構の思惑をくじき、WBC初代王座の栄冠を手にした日本チームの健闘はひときわ輝いているように思われる。
 

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2006年03月20日

雫石、東通、由利本荘、一関、盛岡、十和田、横手、八幡平で交通死亡事故。あわせて8人が亡くなり、業務上過失傷害容疑などで3人を逮捕

●6日午後6時10分ごろ、岩手県雫石町南畑33地割の県道を横断中の近くの無職、木村トクエさん(84)が、同町鶯宿6地割の会社員、煙山宏一さん(38)の乗用車にはねられ、全身を強く打ち間もなく死亡した。

●7日午後5時40分ごろ、青森県東通村蒲野沢石持山の県道で同村野牛釜ノ平の農業、藤田伊佐美さん(63)運転のトラックが対向車線にはみ出し、同村野牛釜ノ平、会社員西沢満さん(46)運転のタンクローリーと正面衝突。この事故で、藤田さんは頭や胸などを強く打ち間もなく死亡したほか、西沢さんは右腕に重傷を負った。

●9日午後1時45分ごろ、秋田県由利本荘市田町の市道交差点で、横断歩道を歩いていた同市鶴沼の無職、作佐部衛一さん(75)が軽ワゴン車にはねられ、搬送先の病院で頭がい骨骨折などで死亡した。この事故で由利本荘署は、軽ワゴン車を運転していた新潟県燕市佐渡の会社役員、吉村之宏容疑者(49)を業務上過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。吉村容疑者は営業で移動中だったという。

●10日午後8時10分ごろ、一関市大東町渋民の国道343号で、大型トラックが前を走っていた同市大東町中川字小向の農業、佐藤健助さん(77)のオートバイを追い越す際に接触。佐藤さんは頭などを強く打ち、搬送先の病院で間もなく死亡した。
 この事故で千厩署は、業務上過失傷害と道交法違反の現行犯で、トラックを運転していた宮城県気仙沼市字岩月宝ケ沢の運転手、高橋正宏容疑者(35)を逮捕した。高橋容疑者は積み荷を運ぶ途中だったという。
 
●12日午前0時40分ごろ、盛岡市西青山2丁目の県道を自転車で横断していた同市西青山3丁目の飲食店店員、民部田洋子さん(65)が、雫石町寺の下の歯科技工士、篠村哲也さん(28)運転の乗用車にはねられ、全身を強く打ち搬送先の病院で死亡した。

●14日午前8時半ごろ、青森県十和田市三本木一本木沢の国道4号交差点で近くの無職、長谷川みよ子さん(79)がライトバンにはねられ、病院に運ばれたが出血性ショックで間もなく死亡した。
 この事故で十和田署は、業務上過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で、ライトバンを運転していた弘前市浜の町東3丁目の会社員、川崎智洋容疑者(27)を逮捕した。川崎容疑者は出張中の八戸市から弘前市に帰る途中だったという。

●14日午後6時半ごろ、秋田県横手市十文字町源太左馬の市道を歩いていた同市十文字町谷地新田字根木場の無職、加藤竹四さん(70)が、同市十文字町谷地新田字中村の会社員、最上誠孝さん(47)の乗用車にはねられ、全身を強く打ち搬送先の病院で間もなく死亡した。現場は吹雪で視界が悪かったという。

●16日午前10時35分ごろ、岩手県八幡平市赤坂田の国道282号を横断していた同市安代寄木の農業、斎藤與八さん(83)が、同市細野の農業、藤村定蔵さん(74)の軽トラックにはねられ、頭などを強く打ち間もなく死亡した。

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posted by thnews21 at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ★事故・災害・気象 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

IGRいわて銀河鉄道の青山、巣子駅が開業

 IGRいわて銀河鉄道の新駅として青山(盛岡市)、巣子(滝沢村)が18日開業した。両駅は盛岡郊外に位置し、新興住宅地の通勤通学の拠点として1日あたりの乗降客数は青山駅が2500人、巣子駅が2800人を見込んでいる。盛岡駅までの所要時間は青山駅からが5分、巣子駅からが13分。1日あたり普通列車69本と快速列車2本が停車する。
posted by thnews21 at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金ケ崎町長に前町助役の高橋氏

 任期満了に伴う岩手県金ケ崎町長選は12日投開票が行われ、引退する高橋紀雄町長から後継指名を受け、町政の継続を訴えた前町助役の高橋由一氏(59)が、元町課長で行政書士の及川暉久氏(63)を破り、初当選を飾った。
 高橋氏は、同町出身で水沢農高、鯉渕学園卒。全国共済農業協同組合連合会岩手県本部副本部長を経て、2002年から町助役。

■金ケ崎町長選開票結果

当5598票 高橋由一 59 無新
 4939  及川暉久 63 無新
posted by thnews21 at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 県・市町村・議会・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奥州市の初代市長に旧江刺市長の相原氏

 岩手県南の2市2町1村が合併して2月20日に発足した奥州市の市長選は19日投開票が行われ、旧江刺市長の相原正明氏(58)が、旧水沢市長の高橋光夫氏(60)、元衆院議員の高橋嘉信氏(52)を破り、初代市長に選ばれた。
 相原氏は、旧江刺市出身で東北大学卒。県農政部次長、企業局長などを経て、2003年から旧江刺市長を務めた。

■奥州市長選開票結果

当 30484票 相原正明 58 無新
  28068  高橋光夫 60 無新
  25078  高橋嘉信 52 無新

 
posted by thnews21 at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 県・市町村・議会・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月08日

栃乃花のふるさと山形村と久慈市が合併し、新・久慈市がスタート

 陸中海岸国立公園の最北端に位置する久慈市、大相撲の栃乃花のふるさとである山形村が6日合併し、新・久慈市が誕生した。人口は3万9141人(2005年国勢調査速報値)、面積は623平方キロメートル。新市の市役所は旧久慈市役所、山形総合支所は旧山形村役場を活用。「夢・希望・未来に向かってひと輝くまち」を将来像として掲げる新市建設計画に基づき、地域の資源や特性を生かしたまちづくりを推進する。
 新市の初代市長を決める市長選は19日告示、26日投開票の日程で行われ、新しい市長が就任するまでの市長職務執行者は清水恭一・旧山形村長が務める。住居表示については、九戸郡山形村が久慈市山形町と変わった。
posted by thnews21 at 14:02| Comment(3) | TrackBack(0) | ○市町村合併 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

着服、盗撮、強制わいせつ、酒気帯び運転事故など、相次ぐ公務員の事件、不祥事

 岩手、秋田、青森の3県で公務員による事件、不祥事が相次いでいる。着服、盗撮、強制わいせつ、万引き、酒気帯び運転による交通事故など、新聞紙上をにぎわした公務員による事件、不祥事は、ここ約1カ月の間だけでも10件を超える。

●岩手県は1月31日、利害関係者との賃借関係を禁じた職員倫理条例などに違反するとして、県土整備部の主査級の男性職員(50)を停職6カ月の懲戒処分にすると発表。同職員は同日付で辞職した。同職員は、業務を通じて知り合った複数の建築コンサルタント業者から合わせて約60万円を借りていた。

●八戸市は2月3日、酒気帯びの状態で出勤した八戸市営バスの男性運転手(57)を1月31日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

●秋田県教育委員会は2月7日、自宅で教え子の女性(19)に背後から抱きつくなどわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの罪に問われた能代西高校教諭の鎌田洋幸被告(33)=秋田地裁で3月1日、懲役1年6月、執行猶予4年の判決=と酒気帯び運転で事故を起こした県南地方の県立養護学校に勤務する20代臨時講師を懲戒免職処分とした。

●陸上自衛隊八戸駐屯地は2月8日、三沢市内の衣料品店で万引きしたとして、第9飛行隊所属の50代の男性航空操縦士を停職30日の懲戒処分にした。

●秋田中央署は2月14日、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し衝突事故を起こし、軽乗用車の2人にケガを負わせたとして、県立秋田高校教諭の佐藤喜輝容疑者(50)を酒気帯び運転の現行犯で逮捕した。

●秋田県上小阿仁村は、村施設使用料など約33万8000円を着服したとして村教育委員会の男性主事補(24)を2月14日付で懲戒免職処分とした。

●能代署は2月16日、酒気を帯びて乗用車を運転し追突事故を起こした能代市税務課主査の白根弘嗣容疑者(49)を酒気帯び運転の疑いで逮捕した。

●宮崎県警宮崎北署は2月19日、宮崎市に帰省中、知り合いの女性宅に侵入し、女性の首を絞めるなどでケガを負わせたとして、三沢市の航空自衛隊三沢基地所属の自衛官、本田洋一容疑者(27)を住居侵入と傷害の疑いで逮捕した。

●盛岡簡裁は2月24日、17歳の女性にみだらな行為をしたとして、青少年のための環境浄化に関する条例違反容疑で逮捕、略式起訴されたむつ市大湊新町の海上自衛隊海士長、佐々木寿和容疑者(25)に罰金30万円の略式命令を出した。

●盛岡市は2月27日、勤務中に市役所内の女子トイレで、個室にいた女性職員を携帯電話カメラで盗撮したとして主事級の男性職員(27)を停職処分にした。職員は同日付で諭旨退職した。

●秋田県八竜町産業課主任の男性職員(36)は、八竜町認定農業者協議会の口座から現金70万円を引き出し着服していたことが3月2日発覚し、依願退職した。

●青森地域広域消防事務組合は3月3日、酒を飲んで車を運転し、対向車に衝突する事故を起こした中央消防署の消防司令補の男性(47)を同日付で停職5カ月の懲戒処分にした。

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2006年03月07日

約2カ月ぶり、湯沢市の泥湯温泉が営業再開

 東京都豊島区の東大助手松井泰さん(47)の一家4人が昨年12月末、硫化水素ガスを吸って死亡した事故で営業を自粛していた秋田県湯沢市の泥湯温泉で、冬期間唯一営業している奥山旅館は3日、湯沢市の営業自粛解除を受けて、約2カ月ぶりに営業を再開した。
posted by thnews21 at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ★北東北のトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金メダルの荒川選手を男鹿市が特別表彰

 トリノオリンピックの金メダリスト荒川静香選手の父、晃市さんの故郷である秋田県男鹿市は、市民に大きな喜びと感動を与えた荒川選手の活躍を称え、特別表彰を贈る。21日に行われる若美町との合併一周年記念式典に荒川選手の両親を招き、記念の盾を贈呈したいとのことだ。
posted by thnews21 at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ★北東北のトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

息子夫婦と孫を焼死させた大館の女に懲役17年

 心中しようと自宅に放火し、家族3人を焼死させたとして殺人と放火などの罪に問われた大館市軽井沢の農業、成田和子被告(61)に対する判決公判が秋田地裁で1日行われ、藤井俊郎裁判長は犯行時に心神耗弱状態だったことを認めた上で、刑事責任は重大だとして懲役17年(求刑同20年)を言い渡した。
 成田被告は昨年3月25日午前4時半ごろ、自宅1階の和室に放火し、二男の会社員博文さん(当時33)、博文さんの妻広子さん(同31)と長男正人ちゃん(同7カ月)を焼死された。
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正面衝突で岩手県山田町の男性死亡

 2日午後6時25分ごろ、岩手県山田町豊間根9地割の国道45号で、仙台市泉区泉中央3の会社員、岩渕貴久さん(33)の乗用車と同町豊間根19地割の無職、佐々木民夫さん(48)の乗用車が正面衝突。佐々木さんが胸を強く打ち間もなく死亡したほか、岩渕さんも両足骨折の重傷を負った。
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2006年03月03日

盛岡・母親殺害事件で少年を鑑定留置

 盛岡市内のアパートで主婦(39)が殺害され、盛岡市の県立高校1年生で被害者の長男(16)が殺人などの非行事実で送致された事件で、盛岡地裁は1日、精神鑑定のために鑑定留置を行うことを決めた。
 この事件は、1月26日午後9時15分ごろ、盛岡市内アパートで帰宅した会社員男性(33)が押し入れの中で妻の主婦が死亡しているのを発見。長男の行方が分からなくなっていたが、27日午前11時過ぎ、前沢町のJR前沢駅前の路上を歩いているところを水沢署員によって発見された。犯行を認めたことから、盛岡西署が殺人の疑いで少年を逮捕した。
 新聞報道などによると、少年は昨年11月ごろから学校を欠席しがちで、無断欠席や成績のことなどで母親と口論が絶えず、事件当日の26日も母親と口論となり、カッとなってハンマーで殴ったうえに首を絞めて母親を殺害したという。少年は犯行後、列車で一関市の母方の祖母宅に向かったが不在で会えず、同市内で一夜をあかした後、前沢町で発見された。
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盛岡・仙北町界わい 岩手川のお湯に行列

昔はもっと高かった岩手川の煙突

 昭和30年代、商店街には生活に必要なものがすべて揃っていた。風邪で家族が熱を出せば氷屋に走り、家には風呂がないかわりに銭湯が地域住民のコミュニケーションの場となった。浜藤酒造(現在の岩手川)の石炭ボイラーから提供される無料のお湯にはバケツを手にした近所の人たちが列をなした。そのお湯は食器を洗ったり、洗濯などに使われたが、なかには天秤棒におけをさげてお風呂のお湯にした人もいた。たちのぼる湯気を合図に駆けつけた人たちで、路地の一角のお湯くみ場は大にぎわいだったという。
 そのお湯の正体だが、ボイラーをたく時に内部にできる炭酸カルシウム(石灰)の結晶を洗い流すために使ったもので、酒造りの職人さんたちのお風呂用に再利用されたほか、お湯くみ場を通して近所の人たちにも提供された。
 岩手川第一工場でひときわ目立つ高い塔屋は、昭和30年に建設された焼酎の甲類を製造するための施設で、内部にはアロスパス式連続蒸留機が設置されている。この塔に寄り添うようにそびえる煙突は、清酒の瓶の洗浄や殺菌などに使うお湯をわかした石炭ボイラーのもの。昔はもっと高かったが、昭和39年6月16日の新潟地震の後、安全上の利用から現在の高さになった。

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地域の住民に喜ばれた岩手川のお湯くみ場。第1工場は高いブロック塀に囲まれており、塀の外側、路地の一角でお湯をもらうことができた
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岩手川のシンボルである石炭ボイラーの煙突。6階建てビルぐらいの高さがあり、周囲に高い建物がないのでよく目立つ

大きな工場がまちを潤し、活気づけた

 大正5(1916)年の仙北町駅設置で活気づいたまちに、さらににぎわいをもたらしたのが同駅周辺への大規模な工場進出である。昭和12(1937)年、岩手県の主唱により県下主要会社などが出資して設立した岩手鉄工所(後の北日本機械)が同駅南側で産声をあげるとともに、翌13年には同駅西隣に東北振興繊維(後の東北毛織盛岡工場)が創業。北日本機械は鋼製橋梁、水門の設計、製造、架設などの業務に200人ほどの従業員が従事し、東北毛織も女性を中心に約400人などが働くなど、雇用の場の提供など地域経済の活性化に大きな貢献を果たし、まちを大いに潤した。
 しかし東北毛織は36年、工場の閉鎖に追い込まれ、地元の女性など多くの人が職を失った。北日本機械は52年、玉山村の盛岡工業団地に全面移転を遂げている。東北毛織の跡地には自動車工場の誘致が計画されたが、残念ながら実現しなかった。市営西仙北アパートの東隣に広がるグラウンドが東北毛織盛岡工場跡地であることを知る人も少なくなった。一方、北日本機械跡地には、昭和55年に仙北地区活動センターなどがオープンした。
 この東北手織盛岡工場跡地には、マイヤ(本社大船渡市)の食品スーパーを核に、ドラッグストアのマツモトキヨシ、100円ショップ、フィットネスクラブなどを配置した仙北ショッピングモール(仮称)が今秋の開店を目指している。

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マイヤを核としたショッピングモールが建設される東北毛織盛岡工場跡地

盛岡バイパスと堤防工事が変えたまちの景観

 仙北町界わいの景観に大きな変化をもたらしたのが、昭和30年代から40年代に行われた国道4号盛岡バイパスと北上川堤防の工事である。盛岡バイパスの工事は、昭和34年度から用地買収を行い、39年度に南大橋の工事に着手。41年12月、盛岡バイパスの起点である川久保から国道106号との交差点の区間2800mが開通した。
 一方、昭和23年9月のアイオン台風の洪水被害などを教訓とする北上川の堤防建設は、左岸の仙北地区が34年から10年かがりで行われ、44年に延長3178mの堤防が完成。巨費を投じて造られた堤防は住民に大きな安心をもたらしたが、同時に堤防の工事で失われたものも少なくなかった。
 そのひとつが、大正時代に南大橋付近の川原一帯を整備して造られた吉万公園だ。その名前の由来は、川原町の大店「吉万」の土地だったことに由来する。当時を知る人は「低い松林や池、藤棚などがあり、岩手山や北上川の風景とあいまって、それは見事な景色でした。八重桜もきれいでしたね。仙北町でお花見といえば、吉万公園と決まってました」と話す。現在、当時をしのぶかのように、南大橋付近ではベンチ、植栽、多目的グラウンドなど公園整備が進み、かつての吉万公園の名を刻んだ石碑も復活している。
 また明治橋のたもとには、盛岡市消防第一分団(は組)の本格的な火の見櫓を持つ番屋もあったが、堤防の建設に伴って移転。明治橋から下流へと続いた石組の風流な土手も姿を消した。

多くの恵みをもたらした水のある風景

 かつての仙北町界わいは、湧き水と大小の沼がある水のまちでもあった。暴れ川として知られる雫石川はいくたびも川筋を変え洪水などにより人々を苦しめてきた。仙北町界わいが雫石川の川筋であったこともあるという。かつて雫石川が流れていたことをうかがわせるのが小中島(現在の仙北三丁目)の地名だ。小中島ではいまでも、庭を深く掘ると水が湧き出てくるという話である。
 大小の沼は、東北本線に沿って北からえび沼、長五郎沼、ふくべ沼、五合田沼の順にあったが、すべて埋め立てられ、跡形もなくなってしまった。そのうちで最大のものが、現在のいわて生協コープ仙北店付近にあった長五郎沼。雫石川の上流部を取水口とし盛岡市太田、飯岡や紫波郡の水田を潤している鹿妻穴堰の水が豊富な流れ込み、子どもたちの格好のつり場となっていた。また当時は学校にプールがない時代で、この沼で元気に泳ぎまわる子どもたちをよく見ることができた。
 水のある風景は、仙北小学校付近を流れていた農業用水路や青物町などにあった湧き水、井戸など町内の至る所にあった。仙北町商店街の仙北小学校入口のT字路交差点にはかつて鹿妻堰をまたぐ万年橋という石橋があり、昭和30年代までまちの風景に溶け込んでいた。

姿を消すものと復活を遂げるもの

 時代の移り変わりととともに、まちから姿を消していったものは数多い。大正4年の仙北町駅開業と同時に設置された駅前交番は昭和42年、盛岡バイパスの開業に伴って川久保に移転。南町(現在の仙北三丁目)にあった青物市場は、朝市として戦後から昭和40年代にかけて人気を集めていたが、いまはない。昭和25年に開設された南町児童遊園地は子どもの遊びとしてはもとより、地域の運動会や夏祭りの会場として活躍したが、惜しまれながら55年に閉鎖され、その跡地には盛岡南消防署仙北出張所が建っている。
 姿を消すものが多いなかで、舟っこ流しの伝統は関係者の努力もあってしっかりと守られきた。そして平成12年には、盛岡城下火消「は組」の伝統を受け継ぐ盛岡市消防第一分団による裸参りが60年ぶりに復活。川久保にある一里塚の碑も地元有志の働きかけが実り、市によって新たなものに整備されている。

(岩手日報ぽらんに連載した原稿に一部加筆しました)

2006年03月02日

警察署に向けて火炎瓶を投げた中学生4人を逮捕

 盛岡西署は2月24日、同署に向けて火炎瓶を投げたなどとして、火炎瓶処罰法違反の疑いで、盛岡市の市立中学3年の男子生徒4人(いずれも15歳)を逮捕した。4人は、同日午前3時ごろ、同署前の路上と近くのマンション駐車場で、火炎瓶2本に火をつけて投げた疑い。火炎瓶は同署までは届かず、被害はなかった。動機について「警察を衝撃して慌てさせたかった」などと話しているという。
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盛岡の精神科医を準強制わいせつの疑いで逮捕

 岩手県警紫波署は2月23日、盛岡市の都南病院の精神科医で、矢巾町西徳田の浜崎高行容疑者(42)を準強制わいせつの疑いで逮捕した。浜崎容疑者は、昨年9月23日、盛岡市の飲食店従業員の女性(18)を自宅に誘い、ビタミン剤と称して睡眠薬を飲ませ、意識を失わせて、体を触るなどした疑い。
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2006年03月01日

下田、百石の2町合併で、おいらせ町が誕生

 八戸市のベッドタウンとして人口増加を続ける下田町と百石町が合併し、おいらせ町(ちょう)が1日発足した。人口は2万4178人(2005年国勢調査速報値)、面積は71.88平方キロメートル。新しい町の将来像として「奥入瀬の清流にはぐくまれた田園定住都市」を掲げ、恵まれた自然環境や地理的条件を生かしながら、地域の均衡ある発展を目指している。
 新町の発足に伴って、旧下田町役場に本庁舎、旧百石町役場に分庁舎を設置。町長職務執行者には三村正太郎・旧百石町長が就任した。初代町長を決める町長選挙は合併後50日以内に行われる。当初、六戸町を含めた3町で合併協議がスタートしたが、2005年2月に六戸町が法定の合併協議会から離脱し、その後2町で合併協議を続けたという経緯がある。
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岩木町、相馬村と合併し、新・弘前市が誕生

 弘前市、岩木町、相馬村が合併し、人口18万9050人(2005年国勢調査速報値)の新・弘前市が2月27日誕生した。面積は523.6平方キロメートル。津軽地方の中心都市として、新市の目標である「自然と共に生きる豊かな産業・文化都市」を目指して、地域の個性を生かした魅力あるまちづくりに取り組む。
 新・弘前市の発足に伴い、旧弘前市役所が市庁舎となったほか、旧岩木町役場は岩木庁舎、旧相馬村役場は相馬庁舎に衣替えした。市長職務執行者には金沢隆・旧弘前市長が就任。新・弘前市の初代市長を決める市長選は4月9日告示、16日投開票の日程で行われる。議員定数は在任特例を適用し、市町村議61人が2007年4月30日の任期満了までそのまま在任。その後、定数34人の市議会議員選挙が実施される。


 
posted by thnews21 at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ○市町村合併 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

祈とう料詐欺で宗教法人代表の男に実刑判決

 盛岡地裁は2月17日、実在しない宗教団体への祈とう名目で、岩手、青森両県の7人から祈とう料約2200万円をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた雫石町西安庭の宗教法人代表役員、菊池洋孝被告(43)に懲役3年(求刑同4年)の判決を言い渡した。
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今別町の保険金殺人で主犯格の男に無期懲役の判決

 青森地裁は2月17日、今別町の無職能戸雅信さん(当時60)が多額の保険金を掛けられて2004年10月に殺害された事件で殺人などの罪に問われた藤崎町藤崎の無職、工藤英二被告(44)を、事件に主導的な立場を果たしたとして、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。この事件では、共犯として被害者の長男(33)、被害者の妻(62)が、それぞれ懲役16年と同14年の判決を受け、服役している。
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詐欺破産事件の2被告に実刑判決

 青森地裁弘前支部は2月22日、財産を隠す目的で自己破産手続きを行ったとして破産法違反などの罪に問われた青森市篠田2丁目、元鯵ケ沢町職員の天野武治被告(61)、つがる市車力町、金融業の菊地修治被告(47)に、それぞれ懲役2年(求刑同3年)の判決を言い渡した。
 両被告は共謀し、天野被告が菊地被告から借金があるように装い、天野被告の自宅の名義を菊地被告の会社に移すなどして財産を隠した上で、天野被告は昨年5月9日、青森地裁五所川原支部に破産の申し立てを行い、認められた。両被告の間に金銭トラブルが起きたことから事件が発覚した。
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